メッセージ

同窓会会長

芦屋大学・芦屋学園短期大学(芦屋女子短期大学)の卒業生の皆様に「同窓会だより第2号」をお送りさせていただきます。発行にあたり、大学・短期大学の関係各位の皆様、ご寄稿頂きました皆々様に心より感謝申し上げます。
同窓会が法人となり早いもので一年が経ちました。卒業生からの温かいお言葉、行事での賑やかな笑い声など同窓会を通して卒業生の縦横の繋がりが築けることを何より嬉しく感じた一年でした。
今年度も一人でも多くの方に同窓会行事に参加していただけるよう、会長として役員の皆様と共に精一杯邁進する所存ですので何卒よろしくお願い申し上げます。

会長 小野 愛子

大学学長

平素より、同窓会の皆さまにおかれましては、母校を温かく見守り、ご支援いただき、誠にありがとうございます。
さて、本年度の新入生は、皆様方のご支援もあり、263名が入学しました。入学式は、たくさんの保護者にもご参列いただき、盛大に挙行することができました。入学式では、本学のバレエ部とダンス部が華麗なる演技を披露してくれ、華を添えてくれました。
お時間がございましたら、ぜひ一度、母校へお越しください。懐かしい想い出とともに、現在の母校や学生の様子もご覧いただけましたら幸いです。今後ともご協力、ご支援をよろしくお願い申し上げます。

芦屋大学 学長 比嘉 悟

短期大学長

創立60年での大学への移管を迎えて

芦屋学園短期大学は令和2年3月の59期生の卒業をもって、創立60年の歴史を終えて、芦屋大学に移管することになりました。短大の大学への移管は、短大での幼児教育の中身を、大学でより充実し深化することになります。これによって、大学でとれなかった保育士の資格が得られるようになり、大学で保育士の資格がとれないという長年の懸案が解決することになりました。
芦屋学園短期大学は閉校となりますが、短大で培った教育力を大学に移管することによって、大学がより一層充実、発展することになります。今まで本学をここまで高めてくださった同窓会の皆様に感謝申し上げるとともに、最後までご協力をどうぞよろしくお願いいたします。

芦屋学園短期大学 学長 河村 繁

芦屋大学副学長

芦屋大学は創立以来一貫して少人数密着教育を行ってきました。これは「人それぞれに天職に生きる」という建学の精神である、全ての人間には生来備わった能力があり、これを見つけ伸張させるのが教育理念であるとの方針を掲げてきたことにあります。
大人数に知識を伝達するだけの日本の大学教育に、革命を起こしたのが芦屋大学です。この芦屋大学で学生生活を謳歌した卒業生はお互いに協力・情報交換しながら社会のあらゆるジャンルで活躍し進化し続けています。大学の評価は卒業生の皆さんの輝き活躍する勇姿につきます。創立者「福山重一」先生、生誕110年の本年、今再び創立の精神に立ち返り学生ファーストの大学を構築して参りますので、母校への更なるご支援を賜りますように御願い申し上げます。

芦屋大学副学長 西光 晴彦

短期大学幼児教育学科特任教授

短大で美術関係の授業をさせていただいて30年以上が経ちました。私は美術が好きで、好きなことを持って生きることを幸せだと思っています。学生の皆さんには、是非そのことを伝えたいと願い続けてきました。自分が学んでいることや仕事、そして出会った人々を好きになれるかは自分次第。自分を大切にしながら小さな努力を重ねたら、必ず好きなことに出会えると信じています。同窓会の皆さまのご多幸をお祈りいたしております。

芦屋学園短期大学幼児教育学科特任教授 小西英子

恩師メッセージ

「福山起彌先生を偲びつつ」

芦屋女子短期大学並びに芦屋大学の創立そして発展に福山重一博士とともに功績を残された福山起彌先生は、平成30年10月14日に103歳で永眠されました。茲に、謹んでご冥福をお祈り申し上げます。
先生が亡くなられ、世の超スマート社会そして新元号への移ろいに思いを致すとき、時代の変化の波を強く感じるばかりですが、これまでも人間は幾多の大きな変化の波を乗り越えてきました。そのためには、目的を持って身につけた知識・スキルの更新や創意工夫に身を惜しまないことが求められます。何より我々の脳は、具体的にイメージしたことには努力を継続し易いといわれています。
皆様が健康に留意され、益々活躍されますことを心よりお祈り申し上げます。

名誉教授 早坂三郎