今年は大学が創立60周年を迎えました。
この長い歴史の中で多くの卒業生が思い出を大切に、折々に芦屋学園で過ごした日々を思い出されていることと思います。皆さんにとっての一番の思い出はなんですか?
幼稚園、中高・短期大学・大学が一丸となった芦屋学園祭。一堂に会する開会式は気持ちが高揚し誇らしく感じた記憶と、賑やかで楽しい数日間だったことは今でも鮮明に残っています。模擬店の日は大勢の人で賑わい、仮装大会、合唱コンクールでは一生懸命だったからこその泣き笑い、かけがえのない思い出です。入学直後の研修旅行、海外研修旅行もありましたね! 挨拶や時間厳守、服装にも厳しく女子はデニム(ジーンズ)禁止でしたが、先生に見つからないよう逃げ回って講義を受けていた若かりし思い出。今でもバスに乗れば自然と運転手さんへの挨拶、テーブルマナーなど、一人の大人として必要なことも身に付けてくださる教育も芦屋学園ならではであったように思います。元気で優しく、親しみやすい食堂のおばさん達も大好きでした! 厳しい先生も沢山おられましたがその厳しさの中には「愛情」があって、常に私達と向き合い、私達のために一生懸命になってくださる先生方や職員の方が居てくださったからこそ、いま沢山の思い出を抱えることができているのだと思います。学生・生徒のことを一番に考え、学生目線になって様々なことを経験させてくれた母校、ゆったりとした環境の中で教育が受けられるのも芦屋学園の最大の魅力だと思います。
我々の母校! この先も末永く芦屋六麓荘に聳え立ちつづけてほしいと願います。