活躍する同窓生

アシヤカレッジ同窓会の皆様、こんにちは。第23期生、防衛大臣政務官・衆議院議員の大西宏幸です。
私は卒業後、平成7(1995)年に大阪市会議員に初当選、以後4期、大阪市会議員を務めました。この間には労働組合による「ヤミ専従問題」に取り組み、警察の警護が付くほどの困難を乗り越え、ヤミ専従の解消を成し遂げました。4期目の任期を終えた後、元々胸の内にあった日本のために働きたいとの思いを実現すべく国政に挑戦しました。2度の苦杯を喫しましたが奇しくも平成26(2014)年、芦屋大学が創立50周年を迎えた記念の年に衆議院議員に初当選、現在2期目を務めています。
昨年は私自身、大阪市会議員初当選から25年の節目の年でしたが、9月、菅義偉内閣の発足に伴い防衛大臣政務官を拝命しました。25年の道程を振り返り感慨深く思うとともに、国防は衆議院議員当選以来一貫して取り組んでいた分野でもあり、これまでの活動が評価されたものと張り切って公務政務に励む毎日です。
大学在学中、日本拳法三段を取得しました。恩師は現在、副学長を務めておられる西光晴彦先生です。西光先生には卒業後も親しく交流させていただいており、私の活動を温かく見守り、時に叱咤激励くださいます。お会いすれば瞬時に学生時代にタイムスリップしたかのように姿勢を正す思いがし、卒業後四半世紀が経とうとも気にかけてくださる恩師のありがたさ、芦屋大学の卒業生であることを誇らしく思います。私の地元大阪でも、国会でも、アシヤカレッジ同窓生だと声をかけていただける機会があります。「家族」のように温かいアシヤカレッジ同窓生の絆は私の人生の貴重な財産となっています。

大学23期 大西 宏幸(防衛大臣政務官・衆議院議員)

私は幼い頃から、保育士、幼稚園教諭を夢見て芦屋女子短期大学幼児教育学科に入学致しました。母も叔母も芦屋女子短期大学の幼児教育学科、英文科、家政科の卒業生です。高校は地元公立高校からでしたので、友だちや知り合いはゼロから始まりましたが、卒業する頃には、沢山のご縁と想い出でいっぱいになりました。
まず、担任制であることで高橋先生と出会い、クラスもとても親しみやすかったことを覚えています。教授との講義後のフリートーク、今となっては友達と楽しく学校へ通う通学電車中や、バス、お昼ご飯、どれをとっても今でも戻ってみたいと思える大切な思い出です。
私は卒業後早くして結婚し、今は7人の母でもあります。昨年長男が成人を迎え、私も母20年。短大で学んだことをベースに出産後は育児に悩んだ時、テキストを読んだこともありました。勿論、子育てはテキスト通りではなく大変なものでしたが、短大で学んだことは活かされベースにあるものだと実感しています。育児がひと段落した頃、保育士をする機会に巡り合ったとき、子供を預ける側の気持ちもわかるという素晴らしい経験もさせていただきました。
私の嫁ぎ先は、海苔養殖ベースに漁業を営み第一次産業として頑張っています。その家業に今年は四男が就職しました。私たち家族は海苔を世界に広めるため家族みんなで土台づくりをしています。まさに、私はその支えとして頑張っている最中です。母として妻としてどこまで出来ているかはわかりませんが、家族が笑って健康に過ごせていることに変わりはないので、毎日感謝して笑顔溢れる家庭を心掛けてます。「良妻賢母、よき妻、よき母、よき社会の貢献者」、卒業して何年も経つけれど、出来は置いといて忘れてないなぁと改めて思っています。
最後になりますが、卒業生皆様のご健康とご活躍、ならびに同窓会の益々のご発展を心よりお祈り申し上げます。

短期大学37期 隅谷 成美